
東京:日本は、鳥インフルエンザの発生を受けて、ブラジル南部のモンテネグロ市からの家禽肉と、リオ・グランデ・ド・スル州からの生きた家禽の輸入を停止した。
世界最大の鶏肉輸出国であるブラジルが、養鶏場で初めて鳥インフルエンザの発生を確認した後、禁止措置は金曜日に発効した。この発表は、最大の買い手である中国からの国全体の貿易禁止と、他の主要な消費者のための州全体の制限のプロトコルを引き起こした。
日本はブラジルからの鶏肉輸入に大きく依存しており、ブラジルでの鳥インフルエンザの蔓延は、すでに食品価格が上昇傾向にある日本の食肉市場に影響を与える可能性がある。
農林水産省によると、加工品を含む日本の鶏肉の自給率は約65%である。
3月31日に終了した2024年度、日本はブラジルから約42万9000トンの鶏肉を輸入しており、加工品を除く鶏肉輸入の7割近くを占めている。
「国内の流通や市況への影響を注視していく」と同省関係者は述べた。
ロイター