
日本人とハイチ人の血を引く大阪なおみ選手は、グランドスラムで優勝してWTAランキング1位になったことがあるが、今やもうひとつ、最も稼ぐ女性アスリートでも1位となった。
金曜日にフォーブス・ドットコムが発表した記事によれば、22歳の大阪選手は広告契約料や賞金により過去12カ月で3740万ドルを稼ぎ、同期間の収入でセリーナ・ウィリアムズ選手を超えた。
大阪選手の年収総額は女性アスリートの最高年収額を記録し、2015年にマリア・シャラポワ選手が記録した297万ドルを塗り替えたとフォーブスは伝えた。
フォーブスが毎年発表する「最も稼ぐアスリート100人」のリスト全体では、大阪選手は29位、ウィリアム選手は33位だった。
女性ではウィリアム選手が過去4年にわたり毎年トップであった。
大阪選手は2018年全米オープン最終決勝でウィリアム選手を破り、20019年全豪オープンでも優勝し、男女を通じてテニスでアジア発の世界ランキング1位を果たした。
WTAによれば、大阪選手がこれまでに獲得した賞金は約1450万ドルで、この半分足らずの額は2019年に獲得したものだ。
AP通信