
ソウル:ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相が今週末、北朝鮮を訪問すると国営メディアが報じた。両国の軍事関係強化に伴い、モスクワの高官による注目すべき訪問が相次いでいる。
朝鮮中央通信は水曜日、「ラブロフ外相は、北朝鮮外務省の招待を受けて、7月11日から13日まで朝鮮民主主義人民共和国を訪問する」と報じた。
ロシアのセルゲイ・ショイグ安全保障相は、今年に入ってから何度も平壌を訪問しており、先月には両国が包括的な軍事協定の締結1周年を記念した。
両国は昨年、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が核保有国である北朝鮮を異例訪問した際に、相互防衛条項を含む軍事協定に署名した。
平壌は、3年以上に及ぶウクライナ侵攻において、モスクワの主要な同盟国の一つとなり、数千人の兵士と武器をコンテナで送り込み、クレムリンがクルスク地方からウクライナ軍を駆逐するのを支援している。
ソウルは、ロシアのために戦っている北朝鮮の兵士約600人が死亡、数千人が負傷したと発表しており、ショイグ氏は先月平壌で、核保有国である北朝鮮がクルスクに建設作業員と地雷除去要員を派遣すると発表した。
北朝鮮は、ウクライナでのロシアの戦争を支援するために軍隊を派遣したことを 4 月に初めて認め、兵士が戦闘で死亡したことを認めた。
その後、金正恩(キム・ジョンウン)総書記が、ロシアのウクライナ侵攻を支援して死亡した北朝鮮兵士の旗で覆われた棺を敬う様子が国営メディアで報じられた。
AFP