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金正恩氏の妹が南北統一の希望を打ち砕く

金氏は「韓米同盟の妄想」に言及し、李大統領の融和の言葉は何も変えないと述べた。(AFP=時事)
金氏は「韓米同盟の妄想」に言及し、李大統領の融和の言葉は何も変えないと述べた。(AFP=時事)
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28 Jul 2025 07:07:30 GMT9
28 Jul 2025 07:07:30 GMT9

アラブニュース・ジャパン

東京:北朝鮮の金正恩第1書記の妹で朝鮮労働党中央委員会副部長の金与正(キム・ヨジョン)氏は1日の講演で、南北融和に対する韓国側の期待を打ち消し、南北統一の可能性を否定した。

韓国の李在明大統領の最近の北への働きかけは、金氏によって容赦なく打ち切られた。「李在明政府がいくら騒いでも……わが国の韓国に対する敵対的な認識と、北朝鮮と韓国の関係の性格を変えることはできない」。

「北朝鮮と韓国の関係はすでに、完全に戻ることが不可能なほど、同族という概念の時代を脱している」

李在明政府は対北ジェスチャーとして、北朝鮮への拡声器放送を中断し、ビラ配布を中止した。鄭東泳・新統一部長官は、南北関係を回復すべきだと述べたが、ソウルのジェスチャーは金正恩氏と北に何の印象も与えなかった。

金氏は、「韓国で誰が大統領になろうと、どの政策が確立されようと、われわれは気にしていない」と述べた。「かつてわが国を主敵と一方的に宣言した韓国が、感傷的な言葉で自国が招いたすべての結果を覆せると期待したとしたら、これは重大な誤算である」

金氏は「韓米同盟の妄想」に言及し、特に米韓軍事演習が北を刺激し続けている現在、李大統領の融和の言葉は何も変えないと述べた。

「朝鮮半島情勢の悪化はアメリカと韓国に責任がある」と彼女は締めくくった。

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