
東京:木曜日にロシア東部で発生したマグニチュード8.8の地震を受け、日本の東海岸全域と多くの小島が津波警報が発令された。
地震発生から6時間後、最も高い津波は60センチメートルだったが、国営放送局NHKは、その後の波がさらに高くなる可能性があると警告し、1952年の地震では地震発生から10時間後に最も高い波が発生し、地震発生から1日後まで波が継続する可能性があると指摘した。
正午までに、東北地方の宮城県石巻市で50センチメートルの津波が観測され、青森県、福島県、茨城県でも40センチメートルの津波が観測されたと、気象庁が発表した。
消防庁によると、午前11時30分現在、北海道浦河町は町内4,982世帯、10,463人に対し、災害が発生したか、または発生が迫っていることを示すレベル5の緊急安全警報を発令した。
また、主に太平洋沿岸の21都道府県を含む143の市町村がレベル4の避難指示を発令し、43万705世帯、90万6,414人が危険区域からの避難を命じられている。
最初の黄色警報は午前中に赤色の避難警報に引き下げられた。赤色の警報は、沿岸部に甚大な被害をもたらす可能性のある 3 メートル以上の津波が予想される場合に出される。
石破茂首相は、地震発生後の午前 8 時 37 分、内閣官房の危機管理センターに情報連絡室を設置したと述べた。
「午前9時43分、北海道の住民に対し、津波と避難に関する情報を提供し、迅速かつ正確な情報の共有を確保した」と石破氏は述べた。「被害防止措置の徹底的な実施と、被害状況の緊急評価を指示した」
現在、危険度と被害の把握が進められており、石破大臣は、警報が発令されている地域の人々に、直ちに安全な場所へ避難するよう呼びかけている。
林官房長官は首相の発言を繰り返し、最初の津波が到達したとしても、その後さらに大きな津波が押し寄せ、沿岸部に影響を与える可能性があると警告した。
「津波に関する情報に細心の注意を払い、警報が解除されるまで、安全な場所に留まってください」と付け加えた。
津波警報は、北海道の太平洋沿岸、青森県、岩手県、宮城県、 福島県、茨城県、千葉県、伊豆諸島、小笠原諸島、相模湾、三浦半島、静岡県、愛知県、外海、三重県南部、和歌山県を含む広範囲の地域に適用されている。
地震は午前8時30分ごろに発生し、最初の波は北海道の根室や北陸地方の一部地域に午前10時ごろに到達すると予想されている。