

東京:日本の検察官が木曜、#米国に対し、当時保釈中だった日産の元会長カルロス・ゴーンが同国から逃亡したのを助けたとされる、2人のアメリカ人の身柄引き渡しを要求した。
副主任検察官の齋藤隆博は、日本がマイケルおよびピーター・テイラーに対し、非合法な逃亡を助けた疑いで逮捕令状を発行したと述べた。
「裁判官は2人に対して逮捕令状を発行すべきと判断しました」と齋藤は言い、「米国当局と交渉中です」と付け加えた。
元グリーンベレー所属で現在は私的警備専門家のマイケル・テイラー(59才)とその息子ピーター・テイラー(27才)は先月、マサチューセッツ州のハーバードの町で逮捕された。
2人は、会計上の不正行為の罪に関する裁判を待っていたゴーンが12月に姿をくらましてレバノンへ逃亡したのを助けたとして、日本で指名手配されている。
検察官たちは、ゴーンが日本国内の主に東京の自宅に滞在することを求めた保釈条件に違反し、法を破ったと述べている。
日本はレバノンと身柄引渡条約を結んでいないが、米国とは結んでいる。
テイラーの弁護団は月曜に提出した法的文書の中で、「保釈中の失踪」は日本では犯罪ではないため、何者かが保釈条件から逃れるのを助けることも犯罪ではないと述べている。
齋藤は、テイラーはもし日本で有罪判決が出れば、最大3年間の懲役および300,000円(2,800ドル)の罰金に直面する可能性があると述べた。
当局者たちは、テイラーがゴーンを大きな箱の中に隠して、この日産の元会長がプライベートジェットで日本から抜け出す手助けをしたと述べている。
20年間にわたり日産を率いたゴーンは、自身の無実を繰り返し述べている。日本では公正な裁判が期待できない可能性があると確信しているため、逃げたと言う。
AP