
7月10日から日本のサッカーと野球の試合に最大5000人のファンが観戦可能になると月曜に関係者が発表し、コロナウイルスによる規制後、スポーツは一歩通常に近づいた。
日本野球機構とサッカーJリーグの代表は感染の専門家らとの相談を経て共同記者会見を開き、このことを発表した。
「現在の状況をよく考慮しなければなりません…しかし、政府関係者の方から来月7月10日からお客様を入れながらやっていくことを宣言していいとの言葉を頂いています」と日本野球機構の斎藤惇コミッショナーは会見で話した。
Jリーグの村井満チェアマンもサッカーの試合も同日を予定していると述べた。
スタジアムは5000人または収容人数の50%、どちらか少ない数の方で観客を導入することになる。観客はマスクを着用の上、頻繁に手を洗う、大声を出さないなどのことが求められるとの報道が出ている。
プロ野球は日本で最も人気のあるスポーツだが、世界中でコロナウイルスの感染が拡大したことにより3か月遅れで先週の金曜に無観客のままシーズンがスタートした。
Jリーグのトップリーグは7月4日に再開予定で、まずは無観客のスタジアムで行われる。
日本でのコロナウイルス感染は比較的規模が小さいが、2020年東京オリンピックは1年延期を余儀なくされ、専門家の間には1年の延期ですら安全に開催するには十分ではないとの懸念がある。
日本政府は先月ウイルスに対する緊急事態宣言を解除し、スポーツの試合などの大規模イベントでは徐々にスタジアムへ観客を入れていくことが可能だと述べた。