
東京:「夜の街」が感染症復活の新たなホットスポットになったことで、日本のホストクラブ・ホステスクラブは新型コロナウイルス拡散防止のための規則を遵守するため迅速に行動しなければならないと、経済再生担当相は7月10日に述べた。
日本のパンデミック対応を担当する西村康稔大臣によるこの呼びかけは、東京が7月10日に記録更新となる240人以上の新規感染者を発表したことによるものだと公共放送NHKは述べた。
約1カ月前に政府が非常事態を解除して以来首都の感染者はじわじわと増加しており、悪名高き歓楽街の歌舞伎町が主要な感染源となっている。
「迅速に措置を講じる必要がある」と西村大臣は記者団に語った。
クラスター感染は、歌舞伎町の多くのホストクラブ(スマートな服装の若い男性が飲み物を提供しながら女性の顧客を楽しませる店)で最初に見つかり、その後、女性が接客するホステスクラブや「キャバレー」で見つかった。
池袋の歓楽街の同様のクラブや、女性がメイドの衣装を着て顧客をもてなす秋葉原電気街のカフェでも発生が見られた。
「感染はホストクラブやキャバレーで発生しており、そこでしっかりとした対策を取ることが重要だ」と、西村大臣は述べた。
「ガイドラインにしっかり従ってもらうよう徹底する必要がある」
西村大臣は、顧客に良好な換気と十分なスペースを提供し、大声での会話を避けるべきだと述べた。
大臣は他の措置を決定するために、7月10日の後半に「夜の街」の専門家や自治体トップと会談すると述べた。
東京の感染者の急増によりは検査数も増加し、西村大臣は感染急増を抑えるために当局がより一層積極的になる必要があると述べた。
「PCR 検査をさらに拡大する必要がある。PCR検査を大胆に拡大しなければならない」と述べた。
日本では約2万人のコロナウイルスの感染者が確認され、980人が死亡している。
—ロイター