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モーリシャス沖で座礁の日本の貨物船から緊急に重油をポンプでくみ上げて除去

2020年8月11日、モーリシャスのリビエール・デ・クレオールにいるばら積み貨物船MV Wakashio号。(ロイター)
2020年8月11日、モーリシャスのリビエール・デ・クレオールにいるばら積み貨物船MV Wakashio号。(ロイター)
ばら積み貨物船MV Wakashio号からの油漏れで死んだうなぎが浮かんでいるのが見える。 (ロイター)
ばら積み貨物船MV Wakashio号からの油漏れで死んだうなぎが浮かんでいるのが見える。 (ロイター)
2020年8月11日にロイターが入手したこの配布資料には、モーリシャスに飛行する前に、軽装備と汚染の専門家を運ぶ飛行機を準備している様子が写っている。(ロイター)
2020年8月11日にロイターが入手したこの配布資料には、モーリシャスに飛行する前に、軽装備と汚染の専門家を運ぶ飛行機を準備している様子が写っている。(ロイター)
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12 Aug 2020 04:08:00 GMT9
12 Aug 2020 04:08:00 GMT9

ヨハネスブルグ:新たな重油の流出により島の東部のラグーンと海岸に汚染が拡大するのを防ぐため、火曜日、潮と時間と戦いながら作業員らがモーリシャス沖の浅瀬に座礁した日本の大型ばら積み船から大量の燃料をポンプで汲み上げた。

7月25日、日本の貨物船MV Wakashio号がモーリシャスの沖合約1マイルのサンゴ礁に座礁し、長期に渡り激しい波に強打されたため約2週間後に船体に亀裂が走った。船からは推定1,000トンの油(船の積載燃料の約4分の1)がインド洋に流出し、かつての自然が残る島の海岸線を汚染した。

油の漏れは止まったものの、船体の亀裂は広がり続けており、残りの燃料がさらに海に流出するのではないかと危惧されている。

Wakashio号の船主である長鋪(ながしき)汽船の声明によると、火曜日までに、座礁した船から約1,000トンの燃料がポンプで回収され近くの小型のタンカーに移されたという。正午までに約1,800トンの燃料が船内に残っているが、回収作業は続いており、一部の専門家は船が真っ二つになる前にすべての燃料が船から回収されることを望んでいると語っている。

声明によると、船から漏れ出した1,000トンの油のうち、これまでに約460トンが海から汲み上げらたという。

フランスの専門家チームがこの取り組みを支援している。金曜日にモーリシャスが国際援助を要請したのを受け、フランスは軍艦、軍用機および技術顧問を送っている。

AP

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