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長時間労働解決へ実態調査=押印廃止「途中のステップ」―河野担当相インタビュー

河野太郎行政改革担当相は1日のインタビューで、公務員の長時間労働を見直すため、実態調査を指示したことを明らかにした。(AFP)
河野太郎行政改革担当相は1日のインタビューで、公務員の長時間労働を見直すため、実態調査を指示したことを明らかにした。(AFP)
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02 Oct 2020 02:10:37 GMT9
02 Oct 2020 02:10:37 GMT9

河野太郎行政改革担当相は1日のインタビューで、行政手続きの押印廃止に続いて、さらに改革を断行する考えを示した上で、公務員の長時間労働を見直すため、実態調査を指示したことを明らかにした。

―はんこの次はファクスだと言っている。
印鑑を押す行為をやめる目的で(改革を)やっているわけではなくて、さらにその次を目指さないといけない。途中のステップだ。(押印廃止は)400メートルリレーの第1走者がスタートを切った程度だ。

―社会のデジタル化に必要な規制改革は。
平井卓也デジタル改革担当相が動く上で邪魔になるような規制、例えば「印鑑を押せ」「紙に万年筆でサインしろ」などデジタルトランスフォーメーション(DX)を想定していない時代に作られたルールが多々ある。そういうものをなるべく早く外さないと次につながらない。

―縦割り行政の要因は。
政府はそれぞれ担当を分担しているから、最初から縦割りになる。縦割りそのものが悪いのではなく、縦割りの間に落ちたり、両方に引っ掛かったりしたときに、どちらか片方が動かないと解決できないことが問題だ。

―国会対応のため、官僚の長時間労働が問題になっている。

霞が関に行くと「在庁時間」「勤務時間」という言葉がはびこっている。仕事もしていないのに在庁していることは、にわかに考えにくい。各省で在庁時間がどれくらいになっているのか、職種別や組織別にきちんと出してもらう必要がある。もう(調査するよう)指示をした。

―来年9月予定の自民党総裁選に出馬するか。

新しい内閣が発足したばかりなので、まず目の前の自分の責務をしっかり果たしていきたい。

JIJI Press

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