
沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で11日から領海侵入を続けていた中国海警局の「海警」2隻は、13日午後8時20~25分ごろ大正島南東で日本の領海を出た。57時間にわたって領海内にとどまり、1回当たりの侵入時間が最長を更新した。
2012年9月の尖閣国有化以降、今年7月4~5日の39時間が最長だった。
第11管区海上保安本部(那覇市)によると、2隻は11日午前10時45~50分ごろ、大正島の東などの領海に侵入。巡視船の退去要求に従わず、操業する日本漁船の周辺を航行したり漂ったりし続けた。
JIJI Press