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東京湾にコロナ禍の希望の光、五輪モニュメントを再設置

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、メンテナンスのために一時撤去されていた五輪のモニュメント。東京・お台場海浜公園の臨海地区に再び設置するため、船に曳航されている。(資料写真、ロイター)
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、メンテナンスのために一時撤去されていた五輪のモニュメント。東京・お台場海浜公園の臨海地区に再び設置するため、船に曳航されている。(資料写真、ロイター)
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01 Dec 2020 05:12:12 GMT9
01 Dec 2020 05:12:12 GMT9

東京湾にオリンピックの5つの輪が戻ってきた。この五輪シンボルの巨大モニュメントは、東京五輪が新型コロナウイルスの影響により来年まで延期された直後の4ヵ月前、メンテナンスのために撤去されていた。

このモニュメントは1日、近くの横浜市から曳航された後、東京レインボーブリッジのそばでバージ船の上に設置された。

青、黒、赤、緑、黄色に塗られたこの5つの輪は巨大だ。高さは約15メートル(約50フィート)、長さは33メートル(約100フィート)もある。

この輪のモニュメントは夜にはライトアップされて、東京五輪の日を迎える。開幕日はオリンピックが2021年7月23日、パラリンピックが同8月24日となっている。

モニュメントは2020年初頭、初めて披露された。その数ヵ月後の3月後半、オリンピックが延期となった。

モニュメントの再登場は、オリンピックとパラリンピックの計1万5400人のアスリートがパンデミック下でも安全に来日できることについて、大会組織委員会と国際オリンピック委員会(IOC)が自信を深めていることのあらわれだ。

確かに、オリンピックは唯一無二のものだ。

大会の開催については、コロナウイルスのワクチンの入手可能性や迅速な感染検査、隔離を含む可能性がある厳格な規則を遵守するアスリートとその他の参加者、会場での観客の入場制限、そして競技を終えて間もなく日本を離れる選手たちにかかっている面がある。

組織委員会は、どのように大会が行われるかについて、具体的に明らかにしてこなかった。アスリート、観客、数万人の職員、審判、VIP、メディア・放送関係者が関わる数多くのコロナ対策が取りざたされる中、開催計画はなお流動的だ。

開催の手順は、2021年初頭には明らかになるはずだ。そのころには海外からの観客の入国許可についての決定が下される必要があり、それがチケットの販売収入に影響を与えるからだ。

開催コストは引き続き数十億ドル規模で膨れ上がっており、その大部分を納税者が負担することになる。日本国内の報道によると、大会延期のための費用は約30億ドルだという。

AP

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