日本政府は、ミャンマー軍が指導者アウン・サン・スー・チー氏を逮捕したことを受け、ミャンマーからの邦人の退避は計画していないと、月曜日、外務省当局者が語り、一方の現地の日本大使館は、国民に外出自粛を呼び掛けた。
ミャンマー軍は月曜日、昨年の総選挙での不正行為への対応として、政府の上級指導者らを拘束したことを発表し、非常事態を宣言した。
ミャンマーには推計で3500人の日本人がいるが、コロナウイルスのパンデミックにより、日本政府は同国への渡航を延期するよう国民に勧告してきたと、同当局者が身元を明らかにしないことを条件に語り、当該勧告を変更する計画は現時点ではないと付け加えた。
在ミャンマー日本国大使館は、外務省のウェブサイトに掲載されたメッセージの中で、現時点の同国の状況は、一般人を巻き込むような状況ではないように見られるものの、警戒すべきであると述べた。
「真に必要な場合を除き、屋内に留まり、外出を自粛するよう推奨する」と付け加えた。
ロイター通信