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ワクチンで副反応疑い=国内初、じんましんや悪寒―新型コロナ

新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた2人が、副反応の疑いがあるじんましんや悪寒を発症していたことが20日、厚生労働省への取材で分かった。(Shutterstock)
新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた2人が、副反応の疑いがあるじんましんや悪寒を発症していたことが20日、厚生労働省への取材で分かった。(Shutterstock)
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21 Feb 2021 12:02:40 GMT9
21 Feb 2021 12:02:40 GMT9

新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた2人が、副反応の疑いがあるじんましんや悪寒を発症していたことが20日、厚生労働省への取材で分かった。いずれも19日に接種され、症状はすぐに消えた。副反応が疑われる事例が確認されたのは初めて。

厚労省などによると、1人は富山労災病院(富山県魚津市)で接種を受け、じんましんを発症した。もう1人は別の施設で接種後、悪寒や震えの症状が出て、強いアレルギー反応「アナフィラキシー」が疑われたが、後に訂正されたという。

米ファイザー製ワクチンは17日、全国の国立病院など100カ所の医師や看護師らを対象に先行接種が始まった。約4万人に接種され、このうち約2万人については接種後の体調の変化などを調査するため、記録を取る。

同社製ワクチンでは、臨床試験(治験)参加者のうち、接種部位の痛みが66~83%、倦怠(けんたい)感が34~59%で報告されるなどした。アナフィラキシーは接種100万回当たり5例あった。厚労省は、過去にワクチン接種でアナフィラキシーが出た人などは接種後30分間、経過観察することを決めた。それ以外の人も、少なくとも15分間の経過観察を実施する。

JIJI Press 

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