


アラブニュースジャパン
東京:10日、日本に住むチベット人とその支持者たちが、1959年の3月10日に起きた中国中央政府に対するラサ独立蜂起を記念して、都内にある中国大使館に集まった。
チベット人は警察に囲まれながら、中国共産党を狙ったスローガンを歌い、チベットの独立と「中国がつかまえている」政治犯の釈放を要求した。
デモ参加者の一人は、オリンピックの炎の真ん中で頭蓋骨が燃えている看板を中国大使館の前で掲げた。他の参加者は、チベットの少数民族に対する人権侵害は許されるべきではないとして、2022年北京冬季大会のボイコットを呼びかけた。
亡命チベット人は、同民族が中国中央政府に対して立ち上がった日を記念して毎年3月10日を祝っている。しかし、この反乱は人民解放軍による虐殺に終わった。中国は約5,000名の人が死亡したと言っているが、チベット側ではその数字は87,000人に近いと言われている。以降、仏教の宗教指導者ダライ・ラマはインドで亡命生活を余儀なくされた。
この抗議デモでは、モンゴル人、ウイグル人、亡命中の香港人男性など、中国政府からの「政治的抑圧」に直面している他の人々も交代でマイクの前に立ち、チベット人との連帯を示した。