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バイデン大統領が国連で独立国家パレスチナを求める

バイデン大統領は、世界は「決定的な10年」に直面しており、猛威を振るう新型コロナウイルス・パンデミック、地球規模の気候変動、サイバー攻撃の脅威と闘うために指導者は協力しなければならないと述べた。(AP)
バイデン大統領は、世界は「決定的な10年」に直面しており、猛威を振るう新型コロナウイルス・パンデミック、地球規模の気候変動、サイバー攻撃の脅威と闘うために指導者は協力しなければならないと述べた。(AP)
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22 Sep 2021 03:09:46 GMT9
22 Sep 2021 03:09:46 GMT9
  • 「私たちは中東のすべての人々にとってより優れた平和と安全が実現するような未来を求めなければならない」

アラブニュース

ニューヨーク:9月21日、ジョー・バイデン米国大統領は、イスラエルの未来を保証するためには、主権を有する民主的なパレスチナ国家が最良の方法だと述べた。国連総会初日に、バイデン大統領は、「私たちは中東のすべての人々にとってより優れた平和と安全が実現するような未来を求めなければならない」と語った。

「私は二国家解決案こそ、ユダヤ人民主主義国家としてのイスラエルの未来を保証するための最良の方法であると信じ続けている。主権を有する自立した民主主義国家パレスチナとの平和的な共存という解決策だ」

「現時点でその目標への道のりは長いが、進捗の可能性をけっしてあきらめてはならない」。バイデン大統領は、イランが同様の行動をとることを条件に、イラン核開発プログラムを制限する2015年合意に復帰するという約束を繰り返した。この問題の協議は、どちらが最初の一歩を踏み出すかの点で行き詰まっている。

バイデン大統領は、世界は「決定的な10年」に直面しており、猛威を振るう新型コロナウイルス・パンデミック、地球規模の気候変動、サイバー攻撃の脅威と闘うために指導者たちは協力しなければならないと述べた。そして、米国が気候変動対策の資金援助額を倍増し、飢餓との戦いに100億ドルを支出することを明らかにした。

1月1日から5年間の任期の2期目に入るアントニオ・グテーレス国連事務総長は、バイデン米大統領より前に発言し、世界の二大経済大国である中国と米国の隔たりが拡大しつつあることの危険性に警告を発した。

グテーレス事務総長は、「世界は2組の異なる経済・貿易・金融・技術のルール、2つの異なる人工知能開発アプローチ、そして究極的に2つの異なる軍事・地政学的戦略へと向かっているのでないかと危惧している」と語った。

「これは混乱の原因になる。冷戦よりはるかに予測が困難だろう」

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