茂木敏充外相は21日の衆院外務委員会で、在外邦人の新型コロナウイルスワクチン接種について「成田、羽田空港やその周辺での接種を念頭に検討を行いたい」との方針を明らかにした。接種時期、費用については「基本的な考え方は内外無差別だ」と指摘。国内の接種対象者の場合、高齢者を優先し、費用は無料となっている。
外務省によると、2019年10月現在の在外邦人数は、在留届ベースで約140万人。ただ、新型コロナの世界的流行を受け、大幅に変化している可能性があるという。
JIJI Press