
国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在に臨む星出彰彦さん(52)が搭乗する米民間宇宙船クルードラゴン運用2号機は、24日午後6時10分ごろ(日本時間)ISSにドッキングした。
午後8時5分ごろには連結部のハッチが開放。その後、星出さんら4人はISSに乗り移り、昨年11月から滞在中の野口聡一さん(56)らと対面した。
日本人飛行士のISS同時滞在は、2010年4月の野口さんと山崎直子さん(50)以来2回目。ISS長期滞在要員同士では初めてとなる。
星出さんのISS滞在は、12年の長期滞在以来約9年ぶり。到着後、日本人では若田光一さん(57)に続く2人目となる船長に就任し、ISSの運用やクルーの安全を守る責任者を務める。
一方、野口さんらは日本時間の28日夜、クルードラゴン運用初号機でISSを離れ、翌29日未明にフロリダ州沖に着水し、帰還する予定だ。
JIJI Press