


アラブニュース・ジャパン
東京:9日、国立競技場周辺では「競技を今すぐやめろ」などと訴える大規模な反五輪デモが行われた。競技場内では陸上のテストイベントが開催されていた。抗議の人々は「オリンピックは貧しい人々を殺す」と書かれた横断幕を掲げた。また「学童に強制参加させている」と非難した。
反五輪団体らは、日本オリンピック委員会(JOC)や五輪スポーツ団体がある「ジャパン・スポーツ・オリンピック・スクエア」の前に集まった。
警察官や警備スタッフが現場に派遣されたが、デモは平穏に進んだ。
参加者は拡声器でスピーチを行い、日本では新型コロナウイルスの感染者数が日々増加しており、オリンピック期間中の医療施設や医療従事者は十分ではないと訴えた。また世論調査では、国民の大多数が開催に反対だとした。
開催に反対する動きはいくつかのメディアで強まっているようだが、菅義偉首相は開催を決めている。