
【バンコク共同】河野太郎防衛相は17日、訪問先のタイの首都バンコクで、韓国の鄭景斗国防相と会談し、韓国による日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA=ジーソミア)の破棄決定について、再考を要請した。同協定を含め両国間にさまざまな課題があるとした上で「賢明な対応を求めたい」と述べた。鄭氏は破棄決定を巡り、日本の輸出規制が原因だとして、外交的解決を求めた。この後、エスパー米国防長官を加えた3カ国による防衛相会談も開く。
日韓両国の防衛相による公式会談は、昨年10月以来。両氏は会談で、対北朝鮮で防衛当局間の意思疎通を継続することは確認した。
Kyodo