
アラブニュース・ジャパン
東京:2020年の全在外公館のビザ発給総数は111万8025件で、2019年より約87%減少した。外務省は、この減少は新型コロナウイルス感染症に対する水際対策強化と連動し、査証の発給が大幅に制限されたことによると述べた。
国籍・地域別発給数の上位3カ国は中国、ベトナム、フィリピンで全体の約80%を占めた。
在外公館別発給数の上位3公館は、在上海総領事館、在中国大使館、在広州総領事館で、上位10公館のうち6公館が在中国公館だった。
外務省は、ビザ発給数は法務省出入国在留管理庁が発表する外国人入国者数とは異なることについて、数次ビザとビザ免除などの事例があるためだと述べた。