







アラブニュース・ジャパン
東京:五輪開催へ向けて本格化するちょうど30日前を迎える中、およそ850人が都庁の前に集まり、「日本に来ないで」というメッセージを世界に向けて発信した。それには深刻な理由があり、国内の新型コロナウイルス感染者が増加しているのみならず、その日はウガンダの選手がもう一人、PCR検査で陽性反応を示したというニュースが報じられていたのである。
「五輪反対」「五輪中止」「コロナにお金を」をスローガンに、デモ隊のうち約30人が教育委員会関係者に会い、東京の子どもたちの五輪観戦中止を求めた。
デモ隊は国際オリンピック委員会(IOC)に反対するスローガンを掲げ、バッハ会長や過労のため入院中の小池都知事を批判するプラカードを振り回した。
ある看護師は、外国人に対し日本に入国しないよう求めるプラカードを掲げ、「既にいっぱいの病床がさらに逼迫するのは避けなくてはならない」と語った。
デモが続く一方で、拡声器付きのバンが開催への支持や多くの国民が着用しているマスクに反対するスローガンを響かせており、デモを妨害したとして警察が車両を移動させた。