
日本は一時的にトルコに移した在アフガン大使館の機能を、タリバンが事務所を置いているカタールに移す方向で検討している、と日本の外相は述べた。
カタールは、アフガニスタンの今後の動向において重要な政治的役割を果たすことも期待されている。
日本の茂木敏充外相は今月、中東を訪問した。同氏は31日、記者団に対し、中東の指導者らとの会談は、カタールの首都ドーハの政治的重要性が高まることを示唆していると語った。
茂木氏は「いろいろなコミュニケーションが行われると思う」と指摘。
カブールの大使館に勤務していた日本人らは、アフガニスタンから最初に退避した人たちの中に含まれていた。先週、カブール空港の外の治安が悪化したため、日本政府が自衛隊機を派遣する前に、彼らのほとんどがイギリス軍によって飛行機で運ばれた。
日本が26、27日にパキスタンに退避させたのは日本人1人だけだったが、米軍の要請を受けてアフガニスタン人14人も退避させた。
加藤勝信官房長官は、残りの日本人と、日本大使館や援助団体で働いていたアフガニスタン人を安全に退避させることが引き続き最優先事項だと述べた。
AP