







ピエール・ブティエ
東京:原発に反対する約100人のデモ隊が土曜日、経産省前に集まり脱原発を訴えるとともに、福島第一原発からのトリチウム汚染水の海洋放出決定の撤回を求めた。
経産省前の抗議デモはこれまで3654日間休みなく続けられており、科学者や作家、事故当時の首相である菅直人氏、河合弘之弁護士などの支持を受けた。
国際原子力機関(IAEA)のリディ・エブラール事務次長は先週訪日し、福島原発から太平洋にトリチウム汚染水を排出が予定されるプロジェクトの現場を視察した。エブラール氏は東京電力の隠蔽に批判があることに対し、透明性と客観性を約束した。
河合弁護士は再生可能エネルギーが原子力に代わる社会を要求した。新首相の有力候補で原発に反対する自民党の河野太郎氏についても言及した。
2011年以降、菅直人政権が脱原発の政策をとったが、その後は約20基の原発が再稼働している。