
9月14日、日本、米国、韓国の高位の外交官が東京で北朝鮮のミサイル・核開発問題について協議した。北朝鮮は前日、新型長距離巡航ミサイル実験に成功したことを発表しており、軍事力の向上を示唆している。
三者協議は、米国のソン・キム北朝鮮担当特別代表、韓国のノ・ギュドク朝鮮半島平和交渉本部長、日本の船越健裕アジア大洋州局長の間で行われた。
日本の茂木敏充外相は14日の定例記者会見で、三者協議は北朝鮮によるミサイル発射実験の前から予定されていたものだが、発射翌日に当たったことについては、「3カ国の緊密な連携を確認し、最新の北朝鮮情勢を協議するためのよい機会になる」と述べた。
日本の当局者や一部の専門家は、週末に実施された北朝鮮のミサイル発射実験はこの地域にとっての「新たな脅威」だと述べている。
国営朝鮮中央通信は13日に、ミサイルは1,500キロ(930マイル)離れた標的に命中できる能力を示したと伝えている。
北朝鮮は、新型ミサイルを「非常に重要な戦略兵器」と絶賛しており、核弾頭の搭載を目指して開発したことを示唆している。北朝鮮は、同国が米国政府と韓国政府の敵意と主張しているものへの抑止力として、核兵器が必要だと訴えている。
日本と韓国は米国にとってアジア太平洋地域でのプレゼンスを支える重要な同盟国だ。米国は両国と個別に同盟を結んでいる。
AP