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サウジ財務相、ガザでの流血とイスラエルの軍事的エスカレーションの停止を要請

サウジアラビアのムハンマド・アル・ジャダーン財務大臣。(ファイル/AFP)
サウジアラビアのムハンマド・アル・ジャダーン財務大臣。(ファイル/AFP)
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23 Nov 2023 01:11:43 GMT9
23 Nov 2023 01:11:43 GMT9
  • サウジアラビアは、即時停戦を改めて訴えた

アラブニュース

リヤド:サウジアラビアのムハンマド・アル・ジャダーン財務大臣は、22日に開催されたG20オンラインサミットで、ガザにおけるイスラエルの軍事行動と流血の停止を改めて訴えた。サウジ通信が伝えた。

サウジアラビアを代表してサミットに出席したアル・ジャダーン氏は、ガザにおける悲惨な人道的危機を強調した。また、イスラエルによるガザでの暴力は国際法に違反しており、史上最悪規模の人道的大惨事をもたらしたと述べた。

さらに、アル・ジャダーン氏は、イスラエルによる国際法違反と国連決議違反は、国際システムの信頼性を脅かし、広範囲に及ぶ影響をもたらす可能性があると述べた。また、ガザの民間人、インフラ、住宅地、医療施設を標的にすることに反対するサウジアラビアの強い姿勢と、包囲された飛び地からパレスチナ人が追いやられることへの懸念を改めて表明した。

サウジアラビアは、即時停戦と、ガザへの人道・医療物資の円滑な流入を改めて求めた。

サウジアラビアは、東エルサレムを首都とし、1967年の国境線に基づく独立したパレスチナ国家を樹立することを含めた、パレスチナ人の正当な権利を保証する長期的な平和的解決を訴えた。インドが議長国として開催された今回のオンラインサミットは、9月にニューデリーで開催された対面のG20サミットのフォローアップとして行われた。

その他の議論では、開発における多国間銀行の役割、気候変動対策、グリーンファイナンス、技術革新、デジタルインフラ、女性のエンパワーメントに焦点が当てられた。

サミットでアル・ジャダーン氏は、気候変動への取り組みにおける国際協力の重要性を強調するとともに、炭素排出を効果的に管理し、気候目標を達成するために、循環型炭素経済アプローチなどの最先端技術を活用する必要性を強調した。

アル・ジャダーン氏はまた、世界的な債務増大の問題と、多くの国が直面している圧力の高まりを強調した。

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