自民党は13日、衆院解散・総選挙を前に、各都道府県連の幹部を集めた全国幹事長会議をリモート形式で開催した。岸田文雄首相(党総裁)は「私たちの国を誰に託すのか。国民に判断をいただく重要な選挙だ。強い覚悟で臨む」と決意を示した。
麻生太郎副総裁は2012年衆院選での政権復帰で「政治が安定した」と強調。「引き続き安定した政権で日本のさらなる発展を目指す」と力を込めた。甘利明幹事長は野党側の候補者一本化を「野合」と批判した。
これに先立ち、甘利氏は競合区の山口3区、福岡5区、長崎4区の当事者を個別に党本部に呼び、調整を続けた。
時事通信