• ガザ地区から南部の都市アシュドッド近くの海岸に向かって2発のロケット弾が発射された。

パレスチナ領、ガザ：2021年1月18日、イスラエル軍は、パレスチナからイスラエルへのロケット弾の発射を受け、戦闘機がガザ地区のハマースの軍事拠点を攻撃したと述べた。

軍の声明によると、ガザ地区から南部の都市アシュドッド近くの海岸に向かって2発のロケット弾が発射されたという。

軍は「戦闘機が、トンネル掘削現場など、ガザ地区のテロ組織ハマースの軍事拠点を攻撃し応戦した」と述べた。

パレスチナからのロケット弾による被害の報告はなく、イスラエル軍の情報筋は、地中海に着弾したと述べた。

ガザのパレスチナの治安当局筋は、イスラエル攻撃が飛び地の南部都市、カーンユニスの「農地」を襲い、被害をもたらしたが負傷者の報告は出ていないと述べた。

ハマースが占拠するガザからのロケット弾の発射についての即時の報告はなかった。

ガザとイスラエル占領下のヨルダン川西岸地区のパレスチナ人は、5月に評議会選挙、7月に議長選挙を実施するための準備を進めており、実現すれば15年ぶりとなる。

選挙は、ハマースとパレスチナのマフムード・アッバース大統領のヨルダン川西岸に本拠を置く主流派ファタハとの間の関係修復の一部である。

選挙日は2021年1月15日にアッバス議長による議長令で発表された。

2006年に行われたパレスチナ議会選挙では、ハマースが予想外の地滑り的勝利を勝ち取った。

選挙の結果、統一政府を樹立したが、すぐに崩壊した。 2007年、パレスチナの2つの主要な派閥の間で衝突が勃発し、最終的にハマースがガザを実効支配した。

イスラエル軍によると、先週、ガザ地区南部の「ハマースの軍事基地」で、国境フェンスの傍で活動している軍用車両が発砲を受け、イスラエルの戦車が応戦した。

12月下旬、ハマースとイスラム聖戦機構は沿岸地域で合同軍事演習を行い、ロケット弾を海に向けて発射した。

AFPの記者によると、パレスチナ軍はイスラエル軍とのさまざまな戦闘シナリオをシミュレーションした。

合同軍事演習は、ハマースがガザを実効支配した翌年の2008年に始まったイスラエルとの間で行われたガザ紛争を記念した。

2008年以降、2012年と2014年に2度にわたる戦争が行われた。

AFP