
専属記者(ドバイ)
日本が世界初となるモビリティ・アズ・ア・サービス(MaaS)自動運転の実証実験を1月20日から2月1日まで実施すると東京都が発表した。
実験の一環として、成田・羽田空港から丸の内エリアまでの安全な移動を確保するため、自動運転タクシーが利用される。
対象エリアは、東京シティエアターミナルと丸の内パークビルディングを結ぶ約3 kmとなり、東京拠点の大手タクシー会社である日本交通と日の丸交通によって運行される予定だ。
また、丸の内パークビルディングの三菱地所および東京の丸の内仲通りの周辺で自動運転車両のデモも行われる。
東京都によれば、本サービスの料金は1,200円程度になるとのことだ。
デモ用の車両として、日本のロボット会社、株式会社ZMPのRoboCar MiniVan、Robocar Walkなどが使われる予定だ。
東京都の報告によれば、ZMPのRoboCar MiniVanは、「周囲の環境と交通を把握して車両を自律走行させるために使われる各種カメラ・センサー」を搭載した自動運転車であるとのことだ。
一方、ZMPのRobocar Walkは、「乗客がタブレットを操作すれば、目的地までの移動が自律的に行われる車両だ。本車両は親しみやすく独創的なデザインをしており、通り過ぎる人々に笑顔で挨拶を行う。譲り合いにより、人々との安全かつスムーズな共存の実現を目的としている」
来日外国人は、12月2日の実験でのスポットの予約を開始できる。