
東京
天皇皇后両陛下は水曜日、即位関連の一連の儀式を終えた。
天皇皇后両陛下は水曜午前、皇居・宮中三殿にて「親謁の儀」に臨み、「即位の礼」と「大嘗祭」が終了したことを報告した。
午後には宮中三殿の賢所にて「御神楽の儀」に臨まれた。
天皇が儀式の際に着用する伝統装束「黄櫨染御袍」に身を包んだ天皇陛下が、三種の神器のうち剣と勾玉をささげ持つ侍従を従え、拝礼を行った。
続いて皇后陛下が「十二単」に似た装束姿で拝礼した。
この御神楽の儀には、秋篠宮皇嗣殿下を含む皇族6名に加え、三権の長ら46人も参列した。
5月1日の即位に続き、天皇皇后両陛下は10月22日に「即位礼正殿の儀」を挙行され、国の内外に即位を宣言し、11月14・15日には大嘗祭に臨まれた。
「親謁の儀」の挙行に際し、両陛下は三重県中央部にある神社、伊勢神宮を訪問、過去の天皇陵を参拝された。
時事通信社