
新型コロナウイルスワクチンに関する不確かな情報や、デマと思われる情報を見聞きしたことがある人が5割超いることが13日、公益財団法人「新聞通信調査会」の調査で分かった。
調査は8月27日~9月14日、全国の18歳以上5000人を対象に行い、3047人が回答した。
それによると、デマなどを流していた媒体を複数回答で尋ねたところ、インターネットを挙げた人が46%に上った。「民放テレビ」も25%いた。
デマ情報に接したことがあると回答した人は56%。このうち、正しい情報の確認方法(複数回答)は、テレビ報道(48%)、ツイッターなどのSNS(32%)、専門家によるネット上の情報発信(28%)の順に多く、政府発表(25%)、家族や友人(24%)、新聞報道(20%)などが続いた。
ワクチン接種の参考としたのは、テレビ報道(51%)、家族や友人(42%)、政府発表(26%)、新聞報道(25%)などが多かった。
一方、メディアの信頼度を100点満点で尋ねると、平均値はNHKがトップの69.0点。新聞が67.7点、民放61.3点、ラジオ55.4点、ネット49.2点などとなった。
時事通信