





カルドン アズハリ
東京:駐日サウジアラビア王国大使館文化部は土曜日、「世界アラビア語の日」にあたって記念祝賀会を開催した。
文化アタッシェのアリ・アルナジ博士は開会の辞で、日本文化への理解と科学分野での連携を橋渡しするアラビア語の重要性を強調した。アルナジ氏は今年の行事は「文明の架け橋としてのアラビア語」というテーマで行われたと述べた。
12月18日は1973年に国連総会がアラビア語を国際機関の公用語として承認した日で、毎年アラビア語を祝う日となった。
祝賀会には青山弘之・東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授が招かれて祝辞を述べ、同大学フサイン・ハルドゥーン講師はアラビア語と日本語のつながりについて講演を行った。さらにアラビア語学科の日本人学生によるアラビア語演劇「フドゥード」(国境)も披露された。
東海大学教授のアルモーメン・アブドラ博士は日本語とアラビア語間の翻訳を成功させるために必要な3つの要素について講演、 アラビア書家の佐川信子・和光大学講師がアラビア書道の歴史について語り、実演を行った。
最後に駐日サウジ大使館文化部アタッシェ代理のアーデル・アルオタイビ氏から参加者に表彰状が贈呈された。
アラビア料理、カブサ、ナツメヤシ、アラビアコーヒーなどが提供された。