アラブニュース・ジャパン
東京: 外務省によると、本田太郎外務政務官は、オマーンおよびバーレーンと日本間の友好関係を再確認した。
本田政務官は、先週、バドル・オマーン外務大臣と会合を開き、両国が外交関係樹立50周年を迎える今年を、さらなる協力を進めていく契機と捉えた。
本田氏は、オマーンは日本の戦略上重要なパートナーで、日本はイエメン情勢を始めとする数多くの問題を解決するオマーンの外交努力に感謝していることを述べた。
両者は、ウクライナおよびイラン情勢に対応し、自由で開かれたインド太平洋地域を実現するよう緊密に連携することに同意した。また、本田氏は、マスカットにある海洋安全保障センターを訪問し、ホルムズ海峡における船舶の航行の安全確保や、アラビア海における海軍訓練について論議をした。
本田政務官は、ウーフィー・エネルギー・鉱物資源大臣と会談し、クリーン・エネルギーおよび国際原油市場の安定化の分野でさらに2国間協力が進むよう協議した。
バーレンで、彼はザヤーニ外務大臣を訪問し、両者は、日本およびバーレン間の外交関係樹立50周年の機会を捉え、宇宙、経済およびビジネスを始めとする分野で2国間の関係を強化することを言明した。
今回の訪問の前に、本田氏はサルマン・バーレーン財務・国家経済大臣と会談し、「日本・バーレーン投資協定」の署名について、サルマン氏の協力が得られたことについて感謝した。
また、本田氏は、米国中央海軍第5艦隊を訪問し、ベイリー副司令官と会談した。国際的に重要なシーレーンを始めとする中東およびアフリカ地域の海域の安全に米軍が尽力していることに敬意を表明した。彼は第5艦隊に派遣されている海上自衛官にも敬意を表した。
本田政務官は、バーレーンの日本企業とも会談し、日本企業のニーズを聞き、さらなる2国間経済関係と同様に、経済交流を促進していることを確認した。