
広島県が新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」をめぐり、県全域の23市町への適用を検討していることが12日、分かった。現在の対象区域は広島市など13市町。政府と協議しながら、感染状況を踏まえて判断する。
現在の対象区域である13市町では、飲食店に午後8時までの営業時間短縮と酒類提供の停止を要請している。
県内では、10日に新規感染者数が672人と過去最多を更新。11日も588人の感染が確認され、高水準で推移している。
湯崎英彦知事は11日、県医師会のウェブ会議に参加し、「想像を絶するスピードで感染拡大が進んでいる」と危機感を示した。
時事通信