アラブニュース・ジャパン
東京:林芳正外相は金曜日、イスラエルのヤイール・ラピード首相代理兼外相と電話会談を行った。
林氏はガザ地区に対する「安全保障のための経済」プランを含め、ラピード氏がパレスチナ側との関与を積極的に進める姿勢を示していることを評価し、イスラエル・パレスチナ双方による信頼醸成措置が地域の緊張緩和と安定化につながることへの期待を述べた。
また林氏が「平和と繁栄の回廊」構想をはじめとする日本の対パレスチナ支援事業に対する理解と協力を求めたのに対し、ラピード氏は日本の支援を評価しており、引き続き協力していきたいとの意向を示した。
日本の外務省によると両者は、今年で国交樹立70周年を迎える両国関係のさらなる発展に向けて緊密に連携していくことで合意した。