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エッセンシャルワーカー5日目解除=濃厚接触の待機期間短縮―一般は7日間に

エッセンシャルワーカー5日目解除=濃厚接触の待機期間短縮―一般は7日間に (Shutterstock)
エッセンシャルワーカー5日目解除=濃厚接触の待機期間短縮―一般は7日間に (Shutterstock)
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29 Jan 2022 03:01:13 GMT9
29 Jan 2022 03:01:13 GMT9

厚生労働省は28日、新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者について、最短6日目で解除していた「エッセンシャルワーカー」の待機期間を、検査で陰性を確認すれば5日目に短縮できると発表した。それ以外の人については、これまでの10日間から7日間に緩和することを正式決定した。

医療や介護、保育など社会機能を支えるエッセンシャルワーカーは、PCR検査などで陰性を確認すれば最短6日目で待機が解除されていた。ただ、感染拡大による濃厚接触者の急増から、一部地域では社会活動の維持が難しくなっており、さらなる短縮を決めた。

厚労省によると、待機期間の4、5日目に抗原検査キットで検査し、2回とも陰性が確認できれば自治体の判断で出勤できるようになる。無症状の人に限る。

エッセンシャルワーカー以外の濃厚接触者に定められる待機期間は、これまでの10日間から7日間に短縮した。ただ、10日間は検温などで健康状態を確認するよう求める。 

国立感染症研究所の報告では、オミクロン株感染者のうち接触の10日目を過ぎて発症した人は約1%、7日目を過ぎた人は約5%だった。待機期間の短縮はリスクを伴うが、社会活動維持の観点から「5%のリスクまで認める」(後藤茂之厚労相)ことを決断。陽性者増加にはつながらないと見込む。

専門家有志はこれまで、「10日目までの健康状態確認と検査を組み合わせれば、(7日間でも)14日間の待機と同程度のリスクまで下げることが可能」と分析。一般の待機期間を7日間に短縮し、感染拡大地域の医療従事者らは5日目の検査で陰性なら解除するよう提言していた。

厚労省はまた、現在10日間としている無症状者の療養期間についても、7日間で解除すると変更した。感染研の調査で、8日目以降は感染性のあるウイルスが検出されないと分かったという。

時事通信

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