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水際対策、来月から緩和=留学生・技能実習生に門戸―政府

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16 Feb 2022 02:02:26 GMT9
16 Feb 2022 02:02:26 GMT9

岸田文雄首相は15日、新型コロナウイルスの水際対策を3月1日をめどに緩和する意向を固めた。外国人の入国停止の例外を拡大し、ビジネス関係者や留学生、技能実習生の入国を条件付きで認める方向で最終調整する。入国・帰国者数を1日当たり5000人程度に拡大する見通しだ。

首相は15日、松野博一官房長官、藤井健志官房副長官補、安藤俊英外務省領事局長らと首相官邸で協議。内閣官房から示された水際対策緩和案を基本的に了承した。首相が近く発表する。 

政府は昨年11月30日、感染力の強い変異株「オミクロン株」の感染拡大を受け、全世界からの外国人の新規入国を原則停止するなどの措置を取った。政府関係者によると、今回の緩和はこれを同29日以前の対策に戻すのが基本だ。

具体的には、観光客は引き続き入国停止の対象としつつ、ビジネス関係者や留学生、技能実習生は受け入れ責任者が所在把握に責任を持つことなどを条件に入国を認める。入国後3日目以降にPCR検査か抗原検査で陰性の結果が出れば、7日間の待機も緩める方向だ。現在3500人程度の入国・帰国者枠は5000人程度に戻す。

これに関連し、自民党の山本朋広文部科学部会長は15日、松野長官を官邸に訪ね、留学生に早期に門戸を開くよう要請。これに対し、松野長官は「新学期が4月から始まる。そういうタイミングを見て、早急に検討したい」と応じた。在留資格の認定を受け、入国できていない留学生は2021年末時点で約15万人に上るという。

時事通信

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