


アラブニュース・ジャパン
東京:国連の国際女性デーである3月8日の夜、数百人の日本女性たちが東京や大阪、名古屋などの街に出てジェンダー平等や性的・家庭内暴力の終息、世界平和を訴えた。
デモに参加した女性たちは、男女同一賃金の支給、職場内の嫌がらせへの迅速な対応、在日外国人の女性研修生に対する虐待の終結など、日本社会における平等な権利の実現に向けて、具体的措置を講じるよう求める宣言を発表した。また緊急避妊薬の入手を容易にするよう医療当局に指導することを求めた。
政府や当局に対し、ジェンダー平等を促進するよう求めるスローガンを掲げる女性たちがいる一方、一部の女性は日本で初めて進歩を遂げた。 国内最大の労働組合の議長に女性が初めて選出された。
立憲民主党の議員は集会に参加し、国会議席の約10%を占める女性議員の格差について訴えた。
デモの主催者の1人はアラブニュース・ジャパンの取材に、コロナ禍で多くの女性の状況が悪化し、経済的困難に直面した女性は自殺に追い込まれたと語った。