
林芳正外相は6日、ウクライナ危機に関する先進7カ国(G7)外相会合や北大西洋条約機構(NATO)とパートナー国の外相会合に出席するため、ベルギーのブリュッセルに向け出発する。外相は避難民の日本受け入れをめぐり訪れたポーランドから5日に戻ったばかりで、異例の強行日程となる。
外相は、新型コロナウイルス感染が後に判明した古川禎久法相に代わり、5日間の日程でポーランドを訪問。日本に1泊し、6日午後に羽田空港をたつ。G7とNATOの外相会合は7日に開かれる予定。ロシア軍による民間人集団殺害とみられる事案の発覚を受け、対ロ制裁強化などを話し合う見通しだ。8日に帰国する。
時事通信