11 Apr 2022 08:04:40 GMT9
アラブニュース・ジャパン
東京: 日本とバングラデシュは4月11日、両国が今年、国交樹立50周年を迎えるにあたり、両国間の包括的パートナーシップをより高いレベルに引き上げることで合意した。東京で行われた林芳正外相とバングラデシュのアブドゥル・モメン外相の会談で合意した。
両外相は、1月に海上自衛隊の艦船がチッタゴン港に寄港したことを歓迎し、こうした安全保障面での協力を積み上げて行くことで一致。
また両国が共有する「自由で開かれたインド太平洋」の考えの下、東南アジアとインド亜大陸を結ぶ戦略的要衝に位置するバングラデシュのさらなる発展に向けて、「ベンガル湾産業成長地帯(BIG-B)」構想に基づく各種インフラプロジェクトを含め、引き続き協力を進めていくことを確認した。
日本の外務省によると、林氏から開発金融が透明性や公平性など国際ルールの基準に合致した形で実施される重要性を提起した。
ミャンマー・ラカイン州からの避難民問題についても意見交換した。
林氏は、日本が他国に先駆けてバシャンチャール島に移住する避難民の人道支援を実施するなど、バングラデシュの取り組みを後押ししていることを伝え、モメン氏は日本の支援への謝意を示した。
ウクライナ情勢については、情勢に対応して緊密に連携し続けることで一致した。