






アラブニュース・ジャパン
東京:豊島区・JR大塚駅からほど近いイスラム教の礼拝所「マスジド大塚」では、イスラム教徒の日本人やパレスチナ人、パキスタン人、インド人、スリランカ人などのボランティアが、生活困窮者に向けて数百人分の無料の食事「イフタール」を提供しようと集まった。
インド人、パキスタン人の料理人が鶏肉と米の料理「ビリヤニ」を調理し、数時間かけて容器に詰めた弁当が池袋の公園で配布された。
午後5時40分頃より、弁当の配布や生活相談の順番を待っていた長い列の人々に、ボランティアたちが手際よく弁当を配り、わずか30分ですべての弁当を配り終えた。
今回の支援を仕切るパキスタン人のサエル・ファルークさんは、ホームレスの人々に弁当を手渡す際、一人ひとりに丁寧に声をかけた。
これまでに数回、炊き出しを手伝ってきた慶応大の学生によると、多くの日本人が新型コロナの感染拡大以降、食事の支援を訴えている。