



アラブニュース・ジャパン
東京:5月1日のメーデーにあたり、1500人以上の組合員が東京・日比谷公園の野外音楽堂で集会を行った。古風といわれる日本の労働文化の難しさについて、講演者数人が語った。彼らは、法律にはあるものの、あまり適用されない育児休業制度の改善を求めた。
日本の労働組合員は、職場で困難に直面している在日外国人との連帯を示した。
公共のごみ収集事業者も群衆の中で作業服を着て参加した。清掃労働組合の代表はアラブニュース・ジャパンに、民営化後は所得や労働条件が悪化し、この分野の公務員数は半減したと語った。
社会民主党の福島瑞穂代表も、労働条件について同様の見解を示し、その構造的性質を非難した。
いくつかの労働組合は政府に対し、1日8時間の所定労働時間に具体的な法律を制定するよう求めている。現実には、多くの日本人はまだ1日10時間から15時間働いている。