



アラブニュース・ジャパン
東京:数千人の労働者と労働組合員が憲法記念日にあたり、日本の平和憲法維持を求め、野党の指導者たちと東京・有明で集会を行った。
共産党の志位和夫委員長は、1万5000人以上の参加者に向けた演説で、日本は軍事的な道を歩むべきではなく、紛争解決手段としての戦争を非難する憲法9条を守るべきだと語った。
立憲民主党・奥野総一郎衆院憲法審査会野党筆頭幹事はウクライナ戦争の恐ろしさについて語り、2019年にウクライナのゼレンスキー大統領と懇談した当時について語った。
社民党の福島瑞穂代表は、憲法改正に意欲を示す岸田政権への懸念を表明した。
集会に参加者した人々は、戦争を禁止する憲法9条の独自性を守り、子どもたちや次世代に安全で平和な世界を確保するために参加したとアラブニュース・ジャパンに語った。
参加者たちのデモ行進では、民族主義団体がこれを阻み、ロシアは歴史的に日本に属していた北方領土をいまだ占領しているなどとして、平和主義への批判を訴えた。