
金子恭之総務相は4日、訪問中のスイスでドリース英デジタル・文化・メディア・スポーツ相とオンラインで会談し、局長級会合「日英デジタル・グループ」の設置を決めた。年内に初会合を開く。関係省庁横断で、デジタルに関する課題を幅広く議論できる体制を整え、政策課題で協力していく。
日本からは総務、経済産業両省やデジタル庁などが参加。デジタル分野の国際ルール作りをにらみ、デジタルインフラや規制、データ流通などが主要議題になる見通しだ。
金子・ドリース両氏は「昨今の国際情勢においてデジタル空間の安全性・信頼性の確保が一層重要になっている」との認識で一致。両国の協力を深める必要性を確認した。
時事通信