



アラブニュース・ジャパン
東京:沖縄の日本復帰から50周年を迎えた日曜日、米軍基地に反対する数千人の人々が東京都心でデモを行った。彼らは基地が占領する土地の返還を求め、日本の軍事化に警告した。
沖縄の抗議者の一人は、沖縄が日本に返還されて以降、軍事基地の数が増え、県民に危険をもたらしていると語った。
日本政府は「中国からの脅威」を想定し、沖縄県の島々にミサイル砲台を配備した。
デモの間、民族主義者のグループは、領海内に中国船が侵入しており、米軍駐留は必要と主張して集会を混乱させた。
一方、デモ隊は、この地域での軍事衝突が起きる可能性に懸念を表明し、中国との外交的・平和的解決を支持すると訴えた。
「沖縄を早く返還しろ、危険な米軍基地は帰れ」というスローガンもあった。
沖縄の米軍基地との戦いで知られる山城博治氏も、デモに参加するために東京を訪れ、「来ないで。大嫌い。バイデン、来るな」などと繰り返し訴えた。バイデン米大統領は今月下旬に訪日する予定。
「日本の安全保障の盾として沖縄を犠牲にするな」というスローガンもあった。
ある抗議者は、アラブニュース・ジャパンに対し、「これは、アメリカと肩を並べて軍事大国へと進んでいる日本政府への抗議だ」と語った。