
アラブニュース・ジャパン
東京:バイデン米大統領は今回の来日で、ナショナリストからの歓迎と左派グループからの反対という対照的なもてなしを受けた。
ナショナリストの愛国党が赤坂迎賓館前でバイデン大統領を歓迎した一方、米国大使館周辺では学生や労働組合員による反対デモが行われた。
しかし日本人の多くは、要人を一目見ようとする一部の人々を除いて、デモや政治的意義について無関心な様子だった。
日米首脳会談が行われている間、ナショナリストたちは日米の国旗を掲げた2台の青いトラックに乗って現れ、「バイデン大統領を歓迎する」と訴えた。また、米国が中国の拡大主義に反対していることを支持した。
一方、日曜日には、サングラスをかけ、ヘルメットをかぶった750人以上の学生たちが、労働組合員とともに米国大使館や首相官邸近くでデモを行った。
全学連のメンバーたちは、バイデン氏の訪日とクワッド首脳会合に抗議するスローガンを唱えた。また、第三次世界大戦に発展する可能性があるとして、さまざまな同盟関係に反対した。
デモ隊はロシアのプーチン大統領による核の脅威を懸念し、戦争への国際的な抵抗を呼びかけた。