

アラブニュース・ジャパン
東京:金曜日、東京電力の旧経営陣3人の刑事責任を求める署名が全国で1万2140筆以上集まり、東京高裁に提出された。
福島県の人々は、当時の東京電力幹部らが被害防止のために適切な措置を取らなかったことに対して、公正な判決が下されなかったと証言した。
海渡雄一弁護士は、6月の判決がより良い結果となることを期待している。原告側弁護団は、福島原発の安全規則違反の全容を記した370ページの報告書を提出している。
原告代表の一人である武藤類子さんは、子どもや若者の甲状腺がんの増加や汚染水の海への排出などの問題について訴えた。
また金曜日、福島県の市民や消費者団体が東京電力本社前で、太平洋への汚染水排出に反対するデモを行った。デモに先立ち、日本原子力安全委員会にも意見を提出した。