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日本赤軍の重信房子元幹部 刑期を終えて出所

日本赤軍、重信元幹部が出所=「闘いで被害与えた」と謝罪―治療への専念表明・東京 (ANJP)
日本赤軍、重信元幹部が出所=「闘いで被害与えた」と謝罪―治療への専念表明・東京 (ANJP)
日本赤軍、重信元幹部が出所=「闘いで被害与えた」と謝罪―治療への専念表明・東京 (ANJP)
日本赤軍、重信元幹部が出所=「闘いで被害与えた」と謝罪―治療への専念表明・東京 (ANJP)
日本赤軍、重信元幹部が出所=「闘いで被害与えた」と謝罪―治療への専念表明・東京 (ANJP)
日本赤軍、重信元幹部が出所=「闘いで被害与えた」と謝罪―治療への専念表明・東京 (ANJP)
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28 May 2022 08:05:28 GMT9
28 May 2022 08:05:28 GMT9

 

アラブニュース・ジャパン

東京:日本政府が「テロリスト」組織に指定した日本赤軍の重信房子・元最高幹部は土曜日、懲役20年の刑期を満了し、医療刑務所「東日本成人矯正医療センター」を出所した。

重信元幹部は、偽造パスポートの使用や、1974年にオランダ・ハーグでフランス大使館が武装占拠された事件を計画・指揮した罪などで2001年に日本で逮捕された。重信元幹部は出所後、「ハーグ事件には関与していませんが、日本赤軍の指導者としての責任を感じているため、控訴しないことにしました」と語った。

 医療刑務所近くの公園で行われた報道陣の取材で手記を配布した重信元幹部は、「私の逮捕によって、多くの人たちにご迷惑をおかけしたことをまずおわびします。人質を取るとか、闘いの中で、自分たちの戦闘を第一にしたことによって、見ず知らずの無辜の人たちに対しても、被害を与えたことがありました。そのことは、古い時代とはいえ、この機会におわびします」と謝罪した。

重信元幹部は、赤軍が目的を達成するために必要な手段を使ったことを認めたが、手記に「「『武装斗争路線』が間違っていた。でも当時はそう考えませんでした」、「僭越な言い方かもしれませんが、過ちはありつつも、子供時代から願っていた世の中をよりよく変えたいという願い通りに生きてこれたことを、私自身ありがたいことと思っております」と綴った。

彼女が施設から出てくると、メディアや街宣車などで騒然となった。娘のメイさんや支援者が彼女を励まし喜ぶ姿も見られた。

 「この長い獄中生活の間、変わらぬ暖かい友情と連帯で裁判の証人としても支えて下さったパレスチナ、海外、日本の友人たちに感謝と連帯の挨拶を伝えます」と彼女は語った。また、がんの治療をしてくれた医師や医療スタッフに感謝した。

 しかし、9.11テロ後、ブッシュ元米大統領は戦争を選択したと批判し、イラクや中東諸国でも「民間人を殺害、拷問した」と非難、内面の戦闘性を見せた。さらに「21世紀を戦乱と難民の世紀へと転じてしまいました」と記した。

 ウクライナと日本の政治については、「日本の国会のウクライナに対する反応を見ていましたが、一つの意見だけしか許されないことが懸念されます。議論はいくらでもできますが、意見が一つだけということはあり得ません」と語った。

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