
アラブニュース・ジャパン
ドバイ:日本の岸田文雄首相とフランスのエマニュエル・マクロン大統領は1日、G7の対ロシア制裁で緊密に連携する重要性を強調した。
両首脳は電話会談を行い、食糧安全保障やエネルギーの分野で課題に直面する脆弱な国々への支援に連携していくべきだという認識で一致した。
岸田氏が、アジア諸国の首脳に「積極的に」働きかけていることを伝えたのに対し、マクロン氏は「ウクライナに関する日本の明確な立場、ウクライナへの支援、日本の取り組みを高く評価する」と述べた。
岸田氏はマクロン氏の再選を祝い、「特別なパートナー」である日仏の二国間協力は極めて重要だと述べた。
同氏は、法の支配に基づく国際秩序を守り抜くため、ウクライナ危機への対応や、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、引き続き緊密に連携したいという考えを示した。
このほか両首脳は、北朝鮮などの東アジア情勢やアフリカへの対応などでも引き続き緊密に連携していくことを確認した。