
東京: 総務省のレポートによると、子年(中国の十二支から取った動物を年にあてたもの)生まれの日本人の数は2020年元旦の水曜日現在、合計約1062万人だという。
子年生まれの人(男性516万と女性546万人)は日本の人口の8.4%を構成し、亥年生まれと丑年生まれのグループに次ぐ3番目の人数となる。
子年生まれの人の中でも、日本の「第一次ベビーブーム」世代である1948年に生まれて今年72歳になるグループが最大で209万人となっている。
2番目と3番目の子年グループはそれぞれ1972年生まれの200万人と1960年生まれの151万人となる。
2番目のグループは今年48歳の誕生日を迎え、 3番目のグループは60歳の誕生日を迎える。前回の子年である2008年生まれは今年12歳になり108万人。
子年生まれの日本の有名人やスポーツ選手としては、解散した男性ポップグループSMAPの元リーダーで1972年生まれの中居正広、1984年生まれでサッカー選手の長谷部誠、1996年生まれでスキージャンプ選手の高梨沙羅などがいる。
政治家のなかでは、内閣官房長官の菅義偉が1948年生まれで2020年に72歳になる。 安倍晋三内閣総理大臣の盟友である菅は新年を迎えるにあたり、「私はやるべきことをしっかりと真摯に進めていく」と話している。
1960年生まれで今年60歳になる子年の国会議員は合計25人で、与党自民党では農林水産大臣の江藤拓および元総務大臣の野田聖子の両氏、野党第一党である立憲民主党は幹事長代行の辻元清美、そして日本共産党書記局長の小池晃などがいる。
時事通信